日本の食卓に日本のワイン、今、国産ワインが注目です

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この夏の炎暑で当園の甲州葡萄はたっぷりと甘さを蓄え収穫の時を待っています。甲州種(日本葡萄とも呼ぶ)は718年と1186年発祥の二つの伝説が伝わっています。いずれにしても800年とか1200年の間造り続けられたのですから日本の気候風土、日本人の味覚に合っていたという他ありません。
我が社の白ワインは全てこの甲州種から造られます。甲州種からタイプの違う5種類の白ワインを造りますが、この時期だけの新酒をまもなく蔵出しいたします。
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蔵出し直後のワインには、まだ醗酵し続けたいというエネルギーが残っており、これが、新酒特有の弾けるような味わいとなります。このエネルギーは時間の経過とともに落ち着き安定した旨味となりますが、この時期だからこそ楽しめるまさに旬の味わいと言えます。
一般に甲州種を原料とするワインには甘いものが多いのですが、当社の新酒はさわやかで、かつボリューム感もある辛口に仕上げます。そうすることで相性の良いお料理を選ぶ範囲も拡がり互いに活かしあえるのです。